変数を使うには代入文もセット必要になりますので変数と代入の両方を解説していきます。
早速Visual Studioで前回まで使用していたプロジェクトを開いて下さい。
前回のおさらい
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;
namespace testProjects
{
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
/* ここから追加します */
Console.WriteLine("1 + 2 =");
Console.WriteLine(1 + 2);
Console.WriteLine("2 - 1 =");
Console.WriteLine(2 - 1);
Console.WriteLine("2 * 2 =");
Console.WriteLine(2 * 2);
Console.WriteLine("4 / 2 =");
Console.WriteLine(4 / 2);
Console.WriteLine("5 % 2 =");
Console.WriteLine(5 % 2);
Console.ReadLine();
/* ここまで追加します*/
}
}
}
プロジェクトを開くと前回作成したC#のコードが表示されます。
四則演算について記述しました。
変数と代入について進めるので前回のコードのコメント(/*~*/の間)を削除しましょう。
変数の宣言と代入
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;
namespace testProjects
{
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
/* ここから追加します */
var ver_i = 1; /* 変数宣言と同時に代入 */
Console.WriteLine(ver_i);
ver_i = 2; /* 既に宣言している変数に代入 */
Console.WriteLine(ver_i);
Console.ReadLine();
/* ここまで追加します*/
}
}
}
こようにコーディングします。
var ver_i = 1;はver_i変数を宣言すると同時に数値の1を代入しています。
ver_i = 2;は既に宣言されているver_i変数に2を代入します。
このように変数の宣言はvarを使って、代入には=を使います。
実行するとコンソールに変数ver_i の値、1の時と2の時の2回表示されます。
しかし、C#ではこのような変数の宣言は好ましくありません。
何故ならデータ型を指定して変数を宣言するのが一般的です。
型を指定して変数を宣言
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;
namespace testProjects
{
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
/* ここから追加します */
int int_i = 10; /* int型変数を宣言と同時に値を代入する */
string str_text = "あいうえお"; /* string型変数を宣言と同時に値を代入する */
bool bool_sw = true; /* bool型変数を宣言と同時に値を代入する */
Console.WriteLine(int_i);
Console.WriteLine(str_text);
Console.WriteLine(bool_sw);
Console.ReadLine();
/* ここまで追加します*/
}
}
}
このようにデータ型を指定して変数を宣言ことをお勧めします。
実行するとコンソールに変数int_i、変数str_text、変数bool_swの値がそれぞれ表示されます。
変数のデータ型は幾つかありますが代表的なデータ型の一部をあげてみましょう。
C#変数のデータ型(抜粋)
| 型名 | 説明 |
| int | 32ビット整数(符号付き) |
| uint | 32ビット整数(符号無し) |
| long | 64ビット整数(符号付き) |
| ulong | 64ビット整数(符号無し) |
| float | 32ビット浮動小数 |
| double | 64ビット浮動小数 |
| char | 文字 |
| bool | 論理値 (true/falseのみ) |
| decimal | 高精度 10進数浮動小数 |
| string | 文字列 |
抜粋ですが、実際のプログラミングでは多くのデータ型を使い事は無くて、ごく1部のデー型を使うようになると思います。
C#の変数、データ型と代入でした。
では、また次回!!。

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