株式トレードでのグランビルの法則と移動平均線

株式のトレードタイミング

株式トレードにおいて誰でも、安く買って、高く売りたい。

高く売って、安く買い戻したい。

当たり前に思っている。

しかし、価格は思ったより、さらに上昇したり、下落する。

エントリーポイントを決定しにくいのが実態。

株式トレード初心者なら、なおさら。

だったら、ある一定のルールで機械的に株式トレードしてしまおう、ってのが「グランビルの法則」を用いた株式トレードがその1つである。

グランビルの法則とは?

グランビルの法則とは
ジョセフ・グランビルという方が考案した投資手法で
株価と移動平均線との関係を利用した
8つの売買するチャートパターンを言う。

株価と移動平均線から売買する手法の中では最も有名な法則の1つと言われている。

グランビルの法則は多く認知されているのに、使いこなされていない。

理由として、グランビルの法則は
何も考えず機械的な手法を連想させてしまい
簡単に勝てそうなイメージが先行するが、実際はそんなに甘くないから。

しかし、グランビルの法則は
株で勝てる法則と言っても過言ではない程の相場の原理原則である。

グランビルの法則と移動平均線

グランビルの法則にとって、移動平均線は重要になる。

そもそも、グランビルの法則考案者のグランビルは
200日移動平均線を利用してトレードしていたらしいが
現代の個人投資家はネット証券を利用して中短期のトレードが主流となっている。

現実的な戦略を考えると200日移動平均線の利用はサイクルが長すぎる。

短い期間で25日移動平均線、75日移動平均線、100日移動平均線に
置き換えるのだが、どれを使うかは、個人のトレードサイクルよって変わってくる。

どの移動平均線を使うか?を決めかねる。

よく言われているのが
5日移動平均線と25日移動平均線の利用が勝率が高いらしい。

グランビルの法則 売買タイミング8パターン

グランビルの法則は
買いパターン4つと、売りパターン4つある。

これだけでも、相場と戦うことは可能だが
実践ではグランビルの法則だけでなく、他のテクニカル指標や
ファンダメンタルズも考慮したトレードを推奨する。

買いパターン1

移動平均線が中長期間下落、又は横這いで推移した後
株価が上昇に転じ、移動平均線を下から上に抜けた時。

買いパターン2

株価が移動平均線を下回っても
移動平均線が上昇中で株価が上昇に転じた時は押し目買い。

買いパターン3

株価が移動平均線より上にあり横這い状態の時
上昇中の移動平均線を割り込むことなく
再度上昇に転じた時は買い増しの時。

買いパターン4

下向き移動平均線よりも、株価が移動平均線との下への乖離幅が大きくなって
反発上昇した時は買い。

売りパターン1

移動平均線が長中期で上昇、又は横場宇横ばい状態の後
株価が下落に転じ、移動平均線を上から下に抜けた時。

売りパターン2

株価が移動平均線を上回った場合でも
移動平均線が下落中の時は下落に転じた時は売り。

売りパターン3

移動平均線より下にある株価が横這い状態時
下落中の移動平均線を抜けることなく再度下落に転じた時は売り増し。

売りパターン4

上向きになっている移動平均線よりも
さらに株価が大きくかけ離れて急騰したて下落に転じた時は売り。

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